脳・内臓の病気 イントロダクション
脳梗塞は脳の病気のなかでも特に高齢者に多いと言われていますが、最近は40~50代を襲う「隠れ脳梗塞」も注目を集めています。
脳梗塞や脳卒中などの「脳血管障害(疾患)」は「脳の血管が破れる」かあるいは「脳の血管が詰まる」ことによって起こりますが、けっして高齢者だけが注意すればよい病気ではありません。
脳梗塞や脳卒中は、過労や飲酒など後天的な要因で引き起こされる「生活習慣病」でもあります。
脳の血管が詰まる病気の代表ともいえる脳梗塞とは、どのような病気なのか。
「脳梗塞の前兆と症状~予防・治療の概要を知る」では、その概要と、予防・治療の基本ポイントを簡潔にまとめてあります。
また、脳梗塞を含む脳血管疾患(脳卒中)は、日本人の三大死因のなかでいまや発症数がトップとなっています。
脳の病気はどれも恐ろしいのは確かですが、その予防は可能です。
「脳卒中、その症状と予防~患者の立場で1分理解」では、脳卒中の症状・早期治療の重要性についての説明とともに、生活習慣病対策を兼ねた具体的な予防法について紹介しています。
酒量の多い方が気をつけるべきは、けっして脂肪肝だけではありません。
膵臓の病気「膵炎」については、ご存じでしょうか。
特に、近年は30代以降の「アルコール性膵炎」が増えてきていると言われます。
「膵炎とは~急性膵炎と慢性膵炎の原因・症状・治療」を読んで、膵臓のはたらきや急性膵炎と慢性膵炎の違い、そして原因・症状・治療法の概要についても、ひととおり押さえておきましょう。
アルコールといえば、「肝炎」もまた、ウィルス感染や治療法についてなにかと誤解されがちな病気のひとつです。
「肝炎の症状と肝炎ウィルス~治療のための薬と食事」では、肝炎の原因と症状・慢性肝炎と急性肝炎の違い・ウィルスの種類などについての基本的知識をわかりやすくまとめました。
腎臓病は腎臓の機能が低下して、余分な老廃物や水分が体外に排出できなくなる病気です。
この症状が一年以上続いて病変が元に戻らない慢性腎臓病(慢性腎炎)は、その国内患者数がおよそ400万人と言われます。
慢性腎臓病の症状改善のためには、食事療法を中心とした日々の生活習慣の見直しと改善が、きわめて大切になります。
「腎臓病 症状と食事・投薬療法・透析治療の概要」では、腎臓病における食事療法・投薬療法の勘どころや、透析治療についても解説しました。
特に20代半ば~40代の女性に多く見られる、子宮内膜症。
国内の患者数・潜在患者数は、100~200万人にも達するとされます。
命にかかわるという類の恐ろしさはないものの、治療期間が長くかかり、再発性も高く完治が難しい病気であることなどから、どうしても強い不安・ストレスを抱え込むことになりがちです。
「子宮内膜症 4分で知る全体像(症状と治療)」では、子宮内膜症という病気の全体像、誤解されがちな「不妊」と病気の関係、そして治療に向き合うときの心構えなどについても、ひととおり読んでわかるようにまとめてあります。