鼻とのどの病気 イントロダクション
最近、さまざまなアレルギー物質を原因として引き起こされる「アレルギー性鼻炎」を患う人が増えてきています。
そして、それによって引き起こされる「蓄膿症(ちくのうしょう)」を併発する人の数が増えてきています。
蓄膿症の症状とアレルギー性鼻炎は、密接な関わりがあり、蓄膿症予防のためには、アレルギー性鼻炎を含めた鼻の炎症を慢性化・重症化させないことが大切になります。
「蓄膿症を疑うとき~アレルギー性鼻炎が招く症状・治療」で、蓄膿症の発生原因と症状、そして薬・手術による治療の概略をチェックしておきましょう。
喘息(気管支喘息)もまた、アレルギー性鼻炎と密接な関わりがあります。
気道(気管支)に炎症が起きたときは、たとえ症状が治まっても放置してはいけません。
喘息の症状が週に1回~月に数回程度はひどいときがあるが、普段はなんともないので、病院にもいかずに放置している…といった方こそ、十分に注意すべきなのです。
それは一体、なぜなのでしょうか。
「喘息 症状と治療のポイント~気管支喘息と咳喘息」では、その理由も含め、咳に悩まされない日々を過ごすための治療のポイント、そして咳喘息と気管支喘息との違いなどについて解説しています。